男木島灯台登録有形文化財登録に向けて
2020年12月25日 男木島灯台最終現地調査
【出席者:11名】
文化庁 :長尾主任文化財調査官
香川県教育委員会 :石田主任技師
高松市文化財課 :小川管理係長
第六管区海上保安本部 :松本主任技術官
高松海上保安部 :小谷交通課長 坂本航行援助管理官
男木島観光協会 :宮下会長、谷川前会長
男木地区コミュニティ協議会 :福井会長
海守さぬき会 :中條、土居
活動目的
男木島灯台の登録有形文化財登録申請手続きとして、登録有形文化財に係る担当省庁及び地方行政各担当者に男木島に来島頂き、男木灯台の各施設で最終調査が行われました。
登録申請施設:灯台・資料館・石垣・石塀・倉庫・休憩室等
担当官所見 :
(1)灯台、資料館、石垣・石塀の建造物はともにロケーションは非常によく登録に問題はない。
(2)倉庫・休憩室も壁や小屋組みの保存状態はよく、開口部の補修はされているが、ほぼもとの状態を保っており、登録については問題ない。
(3)日時計の金属部品は、失われている例も多い中よく保存されており、今後も大切にして欲しい。
(4)既存の銘板は傷み具合も激しいので、今後は保存の処置をして欲しい。
(5)登録の機会は年に三回ほどあるが、順調にいけば1月末にまとめ、2月5日に提出となるだろう。その後2021年7月プレス発表、2022年7月官報掲載となる予定。
以上