故郷の海レスキュー隊計画2018 in 牛島の実施について

■主  催: 海守さぬき会

■助成協力: 本事業は「公益財団法人香川県環境保全公社」の助成を受けて実施しました。

■実 施 日: 平成30年8月9日(木曜日)

■実施場所: 丸亀市沖 牛島里浦海岸及び丸亀港フェリーターミナル 3階会議室

■参加者 : 高松市内      小学生13名 保護者 7名
瀬戸内オリーブ基金 1名 海守スタッフ 9名  総勢 30名

■事業協力: NPO法人瀬戸内オリーブ基金、丸亀市牛島里浦自治会、丸亀市建設課港務所 丸亀市環境安全課及びクリーン課

■実施内容:
●牛島の里浦海岸での漂着ごみ一斉清掃を体験し、海ごみ問題を体験学習しました。

丸亀港フェリーターミナル3階会議室に於いて、「ビーチクラフト教室」を開催しました。
子供たちが拾った海の宝物を利用し、フォトスタンドを作りました。

講師による海ゴミ問題の総合的座学学習会を開催しました。

特に、「ごみを出来るだけ出さない社会、環境への負荷の少ない社会(循環型社会)をつくる」ための5つのキーワード、5R「リデユース・リユース・リサイクル・リフューズ・リペア」を学習していただきます。
本学習会修了後、海守さぬき会オリジナルの缶バッチ「レスキュー隊員認定バッチ」を参加者全員に贈呈いたします

■実施効果;
香川県中讃地区の備讃瀬戸海域の島しょ部(特に島民が減少し過疎・高齢化が進む離島)から今回の事業実施場所を丸亀市沖の牛島(5世帯・人口8人)を選定しました。
牛島の生活不燃ごみの回収は、丸亀市生活環境部クリーン課によって年に1回だけ回収され、その回収時期は毎年お盆過ぎと成っております事から、事業目的である海岸漂着ごみの清掃体験活動での清掃ごみ処分をスムーズに丸亀市に依頼するために、生活不燃ごみの行政による回収日程に合わせて実施させて頂きました。
海岸での一斉清掃活動では、不燃ごみ(缶・瓶等)と可燃ごみ(ペットボトル・プラスチック包装類等)を合わせて、約120㎏(約2.0㎥)の漂着ごみを回収する事が出来ました。丸亀市による漂着ごみの回収処分は、8月18日に実施された模様です。参加者は、牛島の海岸漂着ごみの多さに驚愕されていましたが、清掃活動終了後には、山積された回収ごみの前で達成感に満ち溢れた笑顔で記念撮影を行ないました。
又、海岸で探した宝物を利用したビーチクラフト教室を体験してもらった事と講師による海ごみ問題に関する座学学習を受講してもらった事で、環境問題への関心と故郷の海に親しみと興味を持ってもらう事ができたと思います。
参加者に過疎化と高齢化が激しい離島海岸の海岸漂着ごみの実態の体験学習とクラフト教室、座学学習を通して、故郷の海が抱えている問題を知ってもらい、漂着ごみを回収することも、処理することも大切ですが、それ以上に新たなごみを出さないための、排出抑制に向けた意識改革ができたものと確信いたしました。

実施の詳細はPDFをご覧ください。